㈱庭建が恒例の清掃活動 /田雑社長「これからも通学路として安心して利用してほしい」
2019年04月16日(火)
地域貢献
地域貢献
佐世保市大塔町の㈱庭建(田雑豪裕代表取締役)は13日、本社前の大塔黒髪線を中心に毎年この時期恒例の清掃ボランティア活動を行った。同社が2008年度から「ふるさと恩返しプロジェクト」と称して毎年実施しているもの。
当日は、朝早くから本社に社員らが参集。同社工事部の平井克美部長の徹底した指示と指導のもと、班別に各々の役割分担を確認。全員で「ゼロ災で行こう!ヨシ!」と意気込むと、互いに「ご安全に!」と声をかけつつ同線の歩行者影響部を中心にゴミ拾い、清掃、草刈り、簡単な法面清掃―といった活動に熱心に取り組んだ。それぞれが懸命に汗した結果、終了間際には歩道部にはみ出していた草木もすっかりなくなり、ゴミの落ちていない綺麗な道路として生まれ変わった。なお、採取したゴミや雑草はいつも通り、東部クリーンセンターに持ち込まれた。
田雑代表取締役は、「社屋の前の道路は児童の通学路になっています。弊社が“こども110番"として登録されていることから、日頃から安心して児童がトイレを借りに来ています。弊社に立ち寄った折に、手入れがいき届いている庭園を見て日本の四季折々を感じ取ってもらえれば幸いです。また、雑草が生い茂る前のこの時期に清掃活動をすることで、近所の方々にもとても喜ばれています。おかげさまでこの周辺での事故はありません」と語った。
さらに弊社の取材に対し、「今年は新入社員を計12名入社させました。中には中途採用や外国人労働者、女性技術者もいます。このようなボランティア活動をはじめ、社員1人ひとりが日頃からコミュニケーションを円滑に図るために積極的に社内研修を行っています。新たな仲間も加わり、これからも社員一丸となって仕事に挑む所存です」と、清掃活動に勤しむ社員たちに目を配りながらも真摯に応えていた。