地域貢献

道守養成ユニット長崎地区 約40人が参加し道路見守り活動 /清掃とともに危険個所を点検

2019年05月22日(水)

地域貢献

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▲参加者の皆さん

▲活動の様子

 長崎県の道路愛護団体である「道守養成ユニット長崎地区」による道路見守り活動が、18日に長崎大学周辺の県管理道路を中心に行われた。当日は、時々雨が降るあいにくの天候だったにもかかわらず、5人の子供を含む38人が参加した。 

 この活動は、道路の清掃・美化だけでなく、技術者の立場から道路の点検も併せて行うもの。長崎大学のインフラ長寿命化センター前に集まった参加者は、長崎大学文教キャンパスから赤迫電停までの北回りと、平和公園までの南回りの2コースを、4班に分かれて朝9時から活動をスタート。歩道や植樹帯のごみを拾うとともに、歩道沿いに危険な箇所や、維持・補修すべき箇所がないかなどを確認。必要に応じて該当箇所の写真撮影も行いながら1時間以上かけて見回った。 

 長崎地区の道守では、2012年に道路愛護団体の登録をし、地域に根差した活動を独自に展開してきた。道守の有資格者で組織する「道守養成ユニットの会」(吉川國夫会長)」では、この動きを各地域に広げることなどを目指し、県内に八つの地域部会を設置。18年度には、佐世保、県央、島原の3地区で道路愛護団体の登録が完了。佐世保では既に具体的な活動を開始している。また、愛護団体の登録はしていないが、壱岐でも独自の活動を行っているという。


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