地域貢献

大村緑化組合が平和を願い活動 /ひまわり苗2千ポット植付へ /今年で10年目、全10社が参加

2019年07月12日(金)

地域貢献

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▲草刈りの様子

▲参加者全員で記念撮影

 大村市緑化組合(富永和博組合長、10社で組織)は、長崎空港の玄関口となる森園公園で活動を実施。海側約300㍍区間で、「ひまわり」を咲かせる計画だ。2010年から始まり、今年で10年目となる。10日は早朝から15人が参加。草刈りなどを行い、植え付けの準備を行った。1週間後の17日、ひまわりの苗2150ポットを植え付けることとしている。 

 参加した企業は▽㈱アートグリーン緑樹苑▽㈱琴花園▽㈱県央グリーン開発▽㈱浮羽園▽政樹園▽㈱星寿園▽㈱タメナガ造園▽冨永庭苑▽弥勒建設㈲▽㈲緑芸サービス―の10社。午前8時30分から約3時間、代表者を中心に15人が活動に汗を流した。ボランティア活動の一環で、毎年この時期に実施。通常は種を蒔いているが、今回は苗を植えることとした。 

 同組合は、広島・山口・福岡・佐賀・長崎の造園建設業協会を中心とし、(一社)広島市造園建設業協会が主催する、「ピースロード美緑化(みりょくか)プロジェクト」に賛同。広島から長崎までを「ひまわり」の花でつなごうとするもの。同組合は環境美化と加え、地球温暖化や環境問題に関心をもってほしいと呼び掛けている。  この活動について富永組合長は「平和な花の道を造ろうというのが活動の趣旨。核のない世界平和づくりを目指したい。平和の大切さに思いを込めるとともに、景観の美化に役立てば嬉しい」との考え。 

 その上で「森園公園は利用者が増えており、長崎空港をバックに写真を撮る人がいる。環境整備を含め、今後も活動を継続していきたい」と抱負を語った。 

 ひまわりは、早いもので9月から10月に花が咲き、大きいものでは約1・8㍍の高さまで育つという。  なお、森園公園で毎年開かれ、恒例となっている『もりぞの花フェス』の開催日が10月19、20日の2日間に決まった。


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