㈱サンコー技研が道路アダプト /中村社長「ごみを捨てる心を無くすため」 /社員13人で中尾川流域を清掃
2019年10月12日(土)
地域貢献
地域貢献
㈱サンコー技研(中村由美子代表取締役社長)は5日、長崎市内の中尾川流域で道路アダプト活動の一環として清掃活動を行った。当日は同社社員13人が参集、川の中や歩道などの除草作業等に汗を流した。
清掃前の現地は、雑草が大人の肩ぐらいまで生い茂った状態。足元が悪いなか、根強く生えた雑草に苦労しながら中尾川流域300㍍を約2時間30分かけて除草。草刈り機や鎌などを使用し作業をスムーズに行い、ごみ袋約100袋もの雑草を刈り取った。また、台風18号の強風で飛んできたごみや、歩道に溜まった落ち葉・折れた枝なども除去した。
作業中、本紙取材に応じた同社の田中政弘専務取締役は「継続的な活動の成果もあり、目立ったごみは少なくなっている。この辺りはホタルの生息地なので、6月頃は水辺だけ草を残している」と環境への配慮を述べた。
さらに、中村社長に話を聞くと「開始当時は、雑草よりも弁当殻などのごみが目立っていた。お世話になってきた地域を綺麗にすることによって、人々のごみを捨てるという心を無くしていきたい」と活動の意義を語った。