(一社)長崎県交通安全施設業協会 /子どもの安全確保への活動開始 /諫早市の通学路17路線を整備
2020年05月15日(金)
地域貢献
地域貢献
(一社)長崎県交通安全施設業協会(大門雅一会長、㈲西九州ライン)が12日、初のボランティア活動を実施した。当日は、会員6社約30人が参集。諫早市内小中学校の通学路17路線を対象に、子ども達の安全確保のため整備した。
早朝、長星安全産業㈱諫早本社(津久葉町)に集結した会員に向け、坂本強専務理事(同社取締役副社長)は「今回は諫早地区のボランティアという事で、その地区の会員の皆さんに集まっていただきました。毎年、県内各地区で活動していきたい」と述べ、協力を呼び掛けた。
その後、会員らは担当する通学路へ移動し作業スタート。このうち、真城中学校前の市道永昌真崎津水線では、諫早警察署交通課の立ち合いの下、指導停止線や導流帯を施工。市道と生活道路の合流部において、車両が一旦停止して確認出来るよう策を講じた。また、諫早小学校の通学路には防護柵を設置するなど、各通学路の状況に合わせて、専門分野の視点から的確な安全対策を設けた。
この活動は、上部団体の(一社)全国道路標識・標示業協会が行う「子どもを守ろうプロジェクト」に賛同したもの。2006年に、同協会中部支部の愛知県から全国に活動の輪が広がった。長崎県交通安全施設業協会では、昨年11月に諫早市教育委員会と道路課の3者で協議し、今年3月の現場立ち会いを経て今回に至った。
大門会長は本紙取材に対し、「次回は佐世保市での活動を予定しており、これから市と協議を進めていきます。今後も、継続して活動出来るよう取り組んでいきたい」と意気込みを語った。
活動に参加した会員は次の通り(順不同)。 ㈲西九州ライン/長星安全産業㈱/㈱エナミ道路標識/㈱安全総業/㈱西日本ライナー/㈲ラインサービス