地域貢献

大村緑化組合が平和を願い活動 /ひまわり苗2000株を植付 /今年で11年目、全10社が参加

2020年07月21日(火)

地域貢献

地域貢献

▲ひまわりの苗を植える組合員

▲参加者全員で記念撮影

 大村市緑化組合(富永和博組合長、10社で組織)は17日、長崎空港の玄関口となる森園公園で活動実施。海側約300㍍区間において、「ひまわり」を咲かせるため、苗2000株を植えた。2010年から始まり、今年で11回目となる。前日の16日には準備のため草刈り作業を行っている。 

 参加した企業は▽㈱アートグリーン緑樹苑▽㈱琴花園▽㈱県央グリーン開発▽㈱浮羽園▽政樹園▽㈱星寿園▽㈱タメナガ造園▽冨永庭苑▽弥勒建設㈲▽㈲緑芸サービス―の10社。午前8時30分から約3時間、代表者を中心に14人が活動に汗を流した。ボランティア活動の一環で、毎年この時期に実施。一昨年までは種を蒔いてきたが、昨年から苗を植えている。 

 同組合は、広島・山口・福岡・佐賀・長崎の造園建設業協会を中心とし、(社)広島市造園建設業協会が主催する、「ピースロード美緑化(みりょくか)プロジェクト」に賛同。広島から長崎までを「ひまわり」の花でつなごうとするもの。同組合は環境美化に加え、地球温暖化や環境問題に関心をもってほしいと呼び掛けている。 

 この活動について富永組合長は「平和な花の道を造ろうというのが活動の趣旨。核のない世界平和づくりを目指したい。平和の大切さに思いを込めるとともに、景観の美化に役立てば嬉しい」との考えだ。これに加え今回は「コロナや大雨で大変な時期。少しでも元気になっていただければ幸い」との思いも込められている。 

 ひまわりは、早いもので9月から10月に花が咲き、大きいものでは約1・8㍍の高さまで育つという。


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