日造協県支部・県造協ヒガンバナ植栽ボランティア活動 /県内2箇所に球根約2・3万球 /長崎振興局「積極的な活動に感謝」
2020年08月01日(土)
地域貢献
地域貢献
(一社)日本造園建設業協会長崎県支部(松田英明支部長、㈱松田久花園)および(一社)長崎県造園建設業協会(渡邊道明会長、㈱兄弟緑地)が7月22日、県内2箇所でヒガンバナ植栽ボランティア活動を実施。両会員19社約40人が植栽活動に汗を流した。
両会は、2009年から11年間に渡って諫早湾干拓堤防道路に約33万球のヒガンバナを植栽、昨年竣工を迎えた。今回は継続事業として、ながさき女神大橋道路駐車場と県立総合運動公園に約2・3万球を植栽。
このうち、ながさき女神大橋道路駐車場には10社24人が参集。長崎振興局建設部道路維持課の職員も応援に駆け付け、同駐車場法面約800平方㍍を除草し、ヒガンバナの球根を植えた。
作業前にあいさつに立った松田支部長は「今回は県内各地区に分かれての植栽。県への恩返しの気持ちを込めて、ボランティア活動を継続していきたい」と話し、安全作業・体調管理を呼び掛けた。
続けて、渡邊会長が作業内容を説明し活動スタート。会員らは草刈り機や鎌を手に、駐車場法面や公衆トイレ周辺を除草。成人男性の胸まで生い茂った雑草を刈り取り、その量は産業廃棄物収集運搬車(約4立方㍍)1台分までに上った。休憩後は、ヒガンバナの球根約1・4万球を丁寧に植栽した。
参加した長崎振興局道路維持課道路環境班の三厨晋也係長は本紙取材に対し、「皆さんの積極的な活動に感謝しています。この辺りはウォーキングに利用する方がいるので、花を見て癒されるような場所になればと思っています」と両会へ深く感謝の意を表した。
なお、県立総合運動公園では、両会員9社18人が第一駐車場横の法面にヒガンバナ球根約8600球を植栽した。