地域貢献

㈱琴花園 約5000球のチューリップ寄贈 /大村市内の児童1000人へ /大塚社長「やさしい心育てていきたい」

2020年10月23日(金)

地域貢献

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▲園田市長(中央左)へ手渡す大塚社長

▲花育について語るようす

 花育活動を実施している㈱琴花園(大塚真一代表取締役)は20日、大村市内の小学1年生約1000人へチューリップの球根約5000球(1人5球)を寄贈。大塚社長と大塚正一専務取締役、嘉村俊明総務部長が大村市役所を訪れ、そのうち一部を園田裕史市長へ手渡した。児童への寄贈は今年で2回目となる。 

 冒頭、園田市長と遠藤雅己教育長に対し、大塚社長が花育活動を説明。同社は、2018年から大村市内の幼稚園・保育園を対象に活動を開始。同社社員が園児らとともに花の苗や種を植えることで、花の魅力や命の尊さを伝えている。大塚社長は、「やさしい心を育てていきたい。その延長線で昨年から、小学1年生にも球根を配布。家族や地域のみんなと一緒に植えて、花の美しさや命の大切さを感じながら成長してほしい」と語った。 

 園田市長は、同社の活動に感謝したうえで、「一年中、花が咲いている町にしたい」と考えを述べた。また、自身も自宅においてヒマワリを育てていたと話し、「(成長過程を)見ていて楽しい。琴花園さんがおっしゃる通り、芽が出てくると感動するものがある。是非、子ども達にも感じてほしい」と花育に期待した。 

 大村市教育委員会によると、市内15校の小学1年生は1010人。今後、各学校へ球根を配布し、生活科の授業や各家庭での植栽を予定している。


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