地域貢献

毎年恒例の桜づつみ施肥ボランティア /諫早市造園建設業協会 /宮本市長「諫早の宝として育てていきたい」

2021年01月26日(火)

地域貢献

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▲作業前に集合写真

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▲八江会長(左)と宮本市長(右)

 諫早市造園建設業協会(八江一弘会長、八江グリーンポート㈱)は22日、今年で16回目となる桜づつみ施肥ボランティアを実施した。本明川と半造川沿いの、八重桜やソメイヨシノなど約530本に肥料を散布。満開を願って約25人が地域貢献に励んだ。 

 当日は、宮本明雄諫早市長をはじめ、協会顧問の松本正則諫早市議会議員、同市建設部河川課と教育委員会の職員らが応援に駆け付けた。 

 冒頭、八江会長はこれまでの施肥ボランティアを振り返り、「開始当初は、桜が芳しくない状況だったが、今は立派な幹へと成長した。植物はコロナに関係なく、毎年成長し花を咲かせ四季を告げるもの。遠方に出られない中、散歩をされる方や市民の癒しとなるよう、この施肥活動で開花に向け最後の一押しを」と呼び掛けた。 

 毎年、この施肥ボランティアに参加している宮本市長は、「ここはソメイヨシノや八重桜、諫早菖蒲があり非常に楽しめる場所。皆様にご協力をいただき、16回目の活動という事で桜の勢いが良くなってきた。是非この場所を、諫早の宝として育てていきたい」と深く感謝した。  作業は2班に分かれ、本明川沿いの八重桜など約430本と、半造川沿いのソメイヨシノ約100本に施肥。320㌔(20㌔×16袋)の肥料をバケツに小分けし、1本1本の根元に丁寧に撒いた。併せて、2014年から諫早小学校の学校田の一画(約150平方㍍)で、増殖を図っている諫早菖蒲へも肥料と油かすを散布した。 

 協会によると、桜づつみでは3月中旬~4月下旬まで様々な桜を楽しめるという。また、今年夏頃には、市民に向けた諫早菖蒲の株分け講習会を予定しており、地域の魅力を広く発信していきたい考えだ。


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