地域貢献

大村緑化組合が平和を願い活動/ひまわり苗2000株を植付/今年で12年目、全9社が参加

2021年07月21日(水)

地域貢献

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参加者全員で集合写真

あいさつする富永組合長

ひまわりの苗を植える組合員

 大村市緑化組合(富永和博組合長、9社で組織)は17日、長崎空港の玄関口となる森園公園で活動実施。海側約220㍍区間において、「ひまわり」を咲かせるため、苗2000株を植えた。2010年から始まり、今年で12回目となる。準備のため、事前に草刈り作業などを行っていた。
 活動に先立ち、富永組合長は「恒例のボランティアの一環として活動している。以前は種を蒔いていたが、鳥の被害もあり、2年前から苗を植えることとした。台風被害も予想されるが、今年は立派に花を咲かせたい」とあいさつ。
 参加した企業は▽㈱アートグリーン緑樹苑▽㈱琴花園▽㈱県央グリーン開発▽㈱浮羽園▽政樹園▽㈱星寿園▽㈱タメナガ造園▽冨永庭苑▽㈲緑芸サービス―の全9社。午前8時30分から正午まで、代表者らが活動に汗を流した。
 広島・山口・福岡・佐賀・長崎の造園建設業協会を中心とし、(社)広島市造園建設業協会が主催する、「ピースロード美緑化(みりょくか)プロジェクト」に賛同。広島から長崎までを「ひまわり」の花でつなごうとするもの。同組合は環境美化に加え、地球温暖化や環境問題に関心をもってほしいと呼び掛けている。
 この活動について富永組合長は「平和な花の道を造ろうというのが活動の趣旨。核のない世界平和づくりを目指したい。平和の大切さに思いを込めるとともに、景観の美化に役立てたい」と話した。
 ひまわりは、早いもので9月から10月に花が咲き、約1・5㍍の高さまで育つという。





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