理路雑然 /-136-
2019年07月20日(土)
特集記事
理路雑然
ギャンブルは根性がないので向いてない。競輪・競艇・競馬は昔の賭博場の悪いイメージがあった
先日大村ボートに先輩がいるので誘われて訪ねた。入場料は100円、案内してくれたが、きれいでゴミ一つない場内。座席の前には広いガラス窓、冷暖房、喫茶やレストランを利用しながら観戦出来る。テレビモニターもあちこちに備えられ、イベントホール、カラオケ、子供用遊園地、プラネタリウムまである。親子連れや若いカップルも多い。ナイターが始まっていたが、照明と大村湾に映える夕日、しぶきを上げて走るボートが格別の雰囲気。一度行かれることをお勧めする
大村競艇場は六百億円ほどの売り上げがあり、場外も含めると八百億円位になる優良企業(?)。ボートなど公営ギャンブルは75%が還元(配当)される。これは宝くじの50%と比べ良心的。事業の収益は国内外の福祉や教育、医療事業に貢献し、大村市の道路や下水道のインフラ整備など、社会基盤や福祉の充実に大きく寄与している。これまで市の財政に約六百億円を繰り入れてきた
ハウステンボスへの統合型リゾート施設(IR)の誘致活動が盛り上がっている。そのカジノ施設について、ギャンブル依存症が議論されているが実は知識がない。パチンコも宝くじも、株を買うのもいわばギャンブルだし、いや人生もギャンブルだと言えなくもない。ギャンブルにはいい加減なのだ。次は舟券(勝船投票券)を買って遊んでみたいと思った。