【年頭所感】
離島振興に社会基盤整備重要建設業の活躍に期待/五島振興局・松尾信哉局長
2021年01月04日(月)
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新年あけましておめでとうございます。健やかに新春をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。
昨年を振り返りますと、世界的なコロナ禍は、五島地域での感染拡大こそなかったものの、地域経済には大きな影響がありました。五島振興局がすすめる五島地域の恵まれた資産である世界文化遺産の「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」や西海国立公園の豊かな自然、新鮮で多様な農水産物を生かした「滞在型観光の促進」や「地域産業の振興と雇用の創出」といった施策にも大きな痛手となっています。
このような中にあって、建設産業は、適切な感染対策により、計画的な事業の執行が図られ、地域経済を支え続けるとともに、雇用の創出が図られております。また、昨年八月の台風9・10号来襲による災害発生時の復旧に尽力いただいたように、国土強靭化を推進し、安心安全なまちづくりのためにもその重要性は増すばかりであると言えます。
五島振興局管内での道路事業、砂防事業、港湾事業等の社会基盤整備は、離島振興を下支えするために、どれ一つをとっても欠くことができないものであり、一層の早期完成が望まれるところです。そういった点においても、整備を担う建設産業の皆様の活躍に期待をしております。
最後になりましたが、皆様の今後ますますのご発展を願いますとともに、本年がより良き一年になりますことを祈念いたしまして、新年のあいさつといたします。