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【年頭所感】

今日を支え、明日を創るまちづくりを目指して/島原市・古川隆三郎市長

2021年01月04日(月)

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人物

古川隆三郎島原市長

 新年明けましておめでとうございます。


 市民の皆様には、令和3年の新春を晴々しい気持ちでお迎えのこととお慶び申し上げます。


 私は、昨年11月の市長選挙において、市民皆様のご信任を頂き、島原市長として引き続き市政運営の大任を担わせて頂くことになりました。


 コロナ禍の真っただ中にある今、この未知なるウイルスの脅威から市民の命と生活を守り、安心を届けることが今の私に課せられた最大の使命であり、皆様からお寄せいただいたご支援に応えるため、決意を新たにし、情熱をもって全力を傾注し、活力ある市政を推進してまいります。


 昨年は、島原市新庁舎が落成しました。これもひとえに、市民の皆様並びに関係各位の温かいご理解とご支援の賜ものと深く感謝しております。


 また、昨年3月に地域高規格道路「島原道路」有明瑞穂間の事業化が決定しました。これまで、「島原道路」島原市工区建設促進期成会等とともに要望を重ねてまいりました。とりわけ地元の関係団体の皆様をはじめ、地元選出の国会議員には特段のお力添えをいただいた賜物であると考えております。今後も事業化されていない区間について、引き続き要望を行ってまいります。


 さて本年は、雲仙・普賢岳噴火災害から30年を迎えます。雲仙普賢岳噴火災害により犠牲となられた方々を慰霊し、噴火災害を風化させることなく、災害教訓を後世に伝えていくことは私たちの使命であると考えており、昨今の地震・豪雨災害が甚大化する中、災害を経験した本市だからこそ「自助・共助・公助」を市民に浸透させ、機能的・実行力のある日本一の自主防災組織を造り、災害に強いまちづくりを目指します。


 また、重要な課題である新型コロナウイルス対策や人口減少問題、市民目線に立った行政改革の推進による縦割り行政の打破など、まだまだやらなければならない課題は山積みであり、道半ばであります。


 本年もスピード感のある市政運営の舵取り役として思いをかたちにできるよう精一杯努力してまいりますので大変厳しい財政状況下ではありますが、今日(いま)を支え、明日(みらい)を創るまちづくりを目指して市民皆様とともに創りたいと考えておりますので、皆様方の更なるご支援、ご協力をお願い申し上げます。


 結びに、皆様にとりまして、本年が素晴らしい年となりますよう心から祈念いたしまして、新年のご挨拶といたします。


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