【年頭所感】
「新たな日常」に向けて/南島原市・松本政博市長
2021年01月04日(月)
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明けましておめでとうございます。
皆様方におかれましては、令和3年の輝かしい新春を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は、新型コロナウイルス感染症により、世界的に混乱した年となりました。皆様の日常生活におきましても、様々な面で活動の自粛や制約が余儀なくされ、大変ご苦労されていることと存じます。
市といたしましても、感染予防対策をはじめ、市民皆様の生活面、経済面において少しでも力となれるよう、各種支援制度を設けるなどの対策を進めてきたところであります。
このような中、新しい生活様式の実践やウィズコロナということがいわれておりますが、これまでの常識や認識を改め、新しい時代に対応した施策を進めていく必要があります。
とりわけ社会のデジタル化に向けた取り組みとして、市内全域における光通信回線網の整備や、GIGAスクール構想に基づく小中学校へのタブレット端末の整備、地域循環型のキャッシュレス決済システム(ミナコイン)の導入等の施策を進めております。
また、そのような状況におきましても、人とモノの交流は必要不可欠であり、本市の道路網整備は最重要課題の一つと捉えているところです。
このため、地域高規格道路「島原道路」の延伸である深江町から口之津港を結ぶ「島原天草長島連絡道路」の早期事業化、早期全線開通が図られるように今後も強く要望してまいります。また島鉄跡地南線を活用した自転車歩行者専用道路整備事業につきましては令和2年から事業がスタートいたしました。今後も早期完成に向け全力で取り組んでまいります。
まだコロナ禍にありますが、市民皆様の知恵と力を結集し、新たな日常に対応した、まちづくりを進めてまいりたいと考えておりますので、引き続き、皆様のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、新型コロナウイルス感染症の早期の終息と経済復興・回復を強く願い新年の挨拶といたします。