【年頭所感】
コロナ撲滅、経済回復の年に/一般社団法人長崎県建設業協会五島支部・戸田博之支部長
2021年01月04日(月)
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2021年の新春を迎え謹んでお慶びを申し上げます。昨年は年明け早々から新型コロナウイルス感染拡大防止に追われ、国民一人ひとりの生活や様々な経済活動においても大きな制限・制約を余儀なくされました。加えて、全国各地で大規模な自然災害も発生し、「七月豪雨」では熊本県の球磨川が氾濫し50名を超える犠牲者が出るなど、自然の驚異と国土強靭化の必要性を再認識させられましたが、被災された方々に対し心からお見舞いを申し上げます。
五島地域におきましては、台風9号、10号の襲来に伴い長時間に及ぶ停電や断水等が発生したものの大した被害も無く、また新型コロナウイルスにつきましても数名の感染確認はありましたが幸いにも感染拡大には至らず、一定の社会活動が維持できたことをうれしく思っています。
私ども離島地区の建設業は、災害への迅速な対応はもとより、安心・安全な社会基盤の整備に努めていますが、一方で職員の高齢化や人員不足、安定した企業経営の確保など様々な課題も抱えています。今後とも地域経済を支える柱の一つであることを認識しながら期待に応えられるよう努力してまいりますので、皆様方のご支援ご協力をよろしくお願いいたします。
これまで経験したことのない厳しい一年を通して、地域の連携や連帯の気運が高まったことは非常に喜ばしいことだと思います。新たな年が「コロナ撲滅」「経済状況回復」のスタートとなることを願って年頭のご挨拶といたします。