地域貢献

㈱琴花園が花育活動/大村市内の児童へチューリップ約5000球/18日には園田市長へ贈呈

2021年10月23日(土)

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園田市長と遠藤教育長(左)へ贈呈

園田市長が取り組みに感謝と期待

 ㈱琴花園(大塚真一代表取締役)は、大村市内の小学1年生約1050人へチューリップの球根約5000球(1人5球)を寄贈。18日、大塚社長と大塚正一専務取締役、嘉村俊明総務部長が大村市役所を訪れ、一部を園田裕史市長へ手渡した。


 同社では、2019年から児童らに対し花育活動を開始。「花や緑に親しみ、育てる機会を通して優しさや美しさを感じる気持ちを育むこと」を目的に、チューリップを育てる過程で家族との絆を深めてほしいと強く願い3年連続の実施となった。


 園田市長は、感謝の意を示した上で「特にこの1年半余りは、コロナの影響でいろんな制限を強いられる状況が続いており、少しでも子ども達の癒しになってほしい」と述べ、自身も毎日の水やりが楽しみだというガーデニング経験を通して「自分で育てることで特別なものと感じる。是非、この機会に子ども達にも感じてもらいたい」と花育に期待した。


 一方、大塚社長は今回の取り組みとともに、同市内の幼稚園など園児に対する花育活動も紹介。「社員が園児と一緒に花の種や苗を植え、芽が出て花がつく喜びを伝えている。市内に約70ある施設に対し10年ほど掛けて花育の輪を広げていきたい」と語った。大塚専務は、今回のチューリップに対し「いのちの大切さを知るとともに、家族で植えることで親子・兄弟の絆を深めてほしい」と願いを込めた。


 今後、同社社員が市内15の小学校へ球根を配布し、家庭での植栽を呼び掛けていく予定。27日からは、市内3カ所の施設で花育活動を実施していく。


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