地域貢献

㈱琴花園がかめりあこども園で花育活動/園児らと植栽、優しさ育む

2021年10月30日(土)

地域貢献

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園児らと記念撮影

ビオラの花苗を植栽

 ㈱琴花園(大塚真一代表取締役)は27日、幼保連携型認定こども園・かめりあこども園(桶本かよ子園長、大村市)で花育活動を実施した。大塚社長をはじめとする社員7人は、園児55人とともに花の種や苗を植栽。花や土とのふれあいを通じて、命の尊さや優しい気持ちの大切さを伝えた。今年で4年目の活動となる。


 同社は、白い花びらの小さな花を咲かせるノースポールの種と、色鮮やかなビオラの花苗を用意。園児4人1組に社員が説明しながら、プランターにノースポールの種を撒き優しく土を被せた。続けて、ビオラの花苗を容器から慎重に取り出し別のプランターへ植栽。植栽後、園児らは同社がプレゼントしたジョーロでたっぷりと水やりした。


 本紙取材に応じた桶本園長は「日頃より、花は人を笑顔にするとの思いから、園庭には常に植栽があります。今回、参加した園児は年中組(4歳児)。来年、年長組(5歳児)が卒園する時期にちょうど花が咲くということで、とてもいい時期にお声を掛けていただき感謝しております。みんなでお祝いするという気持ちを持って大切に育てていきたいです」と話した。


 ㈱琴花園は、2018年から大村市内の幼稚園・保育園などを対象に花育活動を開始。今回のかめりあこども園で、16カ所目の施設となる。なお、29日には大村聖母幼稚園、11月1日には認定こども園たんぽぽ園で花育を推進、活動の場を広げている。


 大塚社長は、「大村市内に約70ある施設すべてで花育を推進していきたい。今後は、営業所を置く佐世保市での活動も考えており、命の大切さ・優しい気持ちを花とのふれあいを通じて提供していく」と語った。


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