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『ゼロカーボンシティへチャレンジ』 /西海市・杉澤泰彦市長

2022年01月04日(火)

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人物

 

 新年あけましておめでとうございます。 
 皆様には、健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。


 昨年は、コロナ禍で明け、長引く地域活動の自粛や、友人や家族に会うことの制限など、これ以上ないストレスが続いた年でしたが、感染対策とワクチン接種等の効果により、感染の波も収まりを見せ、少しずつ経済も回復に向かっているよう実感しております。


 令和3年を振り返ると、8月の大雨による深刻な被害は、一人ひとりが日頃から命を守る意識を持つことの重要性を改めて感じさせられました。


 そのような中、東京2020パラリンピックにおいて、本市大崎高校出身の車いすバスケットボール競技鳥海(ちょうかい)選手が、銀メダル獲得に大きく貢献し、MVPを受賞したことは、市民のみならず全国民に喜びと活力を与えてくれました。


 また、規模縮小や形を変えながら復活しつつある地域行事は、祭りの灯(ひ)の継承、地域の賑わいを取り戻すきっかけとなりました。


 市政では、まず、コロナ対策として、ワクチン接種、経済対策として「西海ふるさと便」や「プレミアム付商品券発行支援事業」、「中小企業経営強化事業補助金」、農林・畜産・水産業への「経営継続支援」等を行っています。


 さらに、ゼロカーボンシティへチャレンジすることを正式表明し、「江島沖の洋上風力発電促進区域指定」「松島火力発電所の高効率発電システムへの転換」、木材の生産、加工・消費の循環を目指す「緑の産業の創出」等からなる「脱炭素社会に向かうまち西海市」を政策の大きな柱としたところです。


 また、教育面では「GIGAスクール」構想として、小中学生全てにタブレット端末を配布し、AIドリルの活用等を進めていますほか、行政運営においても「SDGs」や「自治体DX」への取り組みを積極的に展開しているところです。


 令和4年も、西海市発展を目指し各種政策に取り組んでまいりますので、西海市政に対しますますのご協力をお願い申し上げます。
 結びに、本年が皆様にとりまして幸多い年となりますよう、心からお祈りし年頭のあいさつといたします。


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