特集記事

『持続可能な地域社会を目指して』 /南島原市・松本政博市長

2022年01月04日(火)

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人物

 

 新年、明けましておめでとうございます。
 皆様方におかれましては、令和4年の輝かしい新春を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。


 昨年は、コロナ禍により、皆様方の日常生活におきましても、様々な面で活動の自粛や制約が余儀なくされ、大変ご苦労されたことと存じます。市といたしましても、ワクチン接種をはじめ様々な感染予防対策を講じてきたところです。


 現在、感染状況が落ち着きを見せておりますが、新たな変異株が発生するなど、感染拡大の懸念が続くまま一年が過ぎることとなりました。


 また、西日本を中心に発生した8月の大雨により、多くの被害が発生しました。本市でも大規模な地すべりが発生し、地域住民約400人に避難指示を発令する事態になるなど、日頃から災害に備えることの重要性を改めて認識したところです。


 さて、本年は、感染予防対策に取り組みながら、持続可能な地域社会を目指す、基礎作りの年となります。アフターコロナの地域社会の在り方を見据えながら、市民皆様の経済面、生活面へのサポートに取り組みつつ、昨年12月に表明したゼロカーボンシティ宣言のもと、人と環境に優しいまちづくりを推進してまいります。


 また、本市の活性化のためには、人とモノの交流は必要不可欠であり、そのための道路網整備は最重要課題の一つと捉えているところで、地域高規格道路「島原道路」の延伸である深江町から口之津港を結ぶ「島原天草長島連絡道路」の早期事業化、早期全線開通が図られるように今後も強く要望してまいります。さらに島鉄跡地南線を活用した自転車歩行者専用道路の早期完成に向け全力で取り組んでまいります。


 市民皆様の知恵と力を結集し、新しい社会に対応した持続可能な地域社会を目指し、まちづくりを進めてまいりますので、引き続き、皆様のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 結びに、本年が皆様にとりまして充実した年になりますよう、心からお祈り申し上げ、新年の挨拶といたします。


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