『困難な状況に立ち向かおう』 /一般社団法人長崎県空調衛生設備業協会・曽和輝正会長
2022年01月04日(火)
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新春を迎え謹んでご挨拶申し上げます。
2020年1月に国内で最初の感染者が確認され、その後猛威を振るっていた新型コロナウイルスは、なぜか今小康状態になっています。しかしながら、新たに変異ウイルスのオミクロン株の感染者が報告されるなどその影響が懸念されます。未だコロナウイルスの脅威に翻弄され、終息を見通すことができません。
「感染防止対策」の第1ラウンドから、「ウィズコロナ」の第2ラウンドに入ったことは間違いありません。
昨年、当協会の事業計画は、コロナの為に一昨年に続いて中途半端な形でしか進めることができませんでした。やはり、協会の事業を計画通りにやりきることが、各会員企業の事業意欲を唆るひとつだと思います。今年こそ知恵を絞って、計画完遂を目指したいと思います。
我々の「空調衛生設備業」では、「コロナ」の直接的影響は少なかったと言えますが、公共工事の次年度以降の予算編成では、防災を中心とする「国土強靭化」に重点が置かれるものと思われます。「ハコもの」の設備業も視野を広げながら微調整していくべきだと考えています。
また、建設業で遅れている「働き方改革」は、下請けの隅々まで請負金額の大幅な上昇なくしては、成し遂げることは不可能です。我々の持つ技術力をもっと高く評価するシステムの構築を建設業界として進めていく必要があると思います。
常に難問だらけですが、今年も皆様と手を取り合って希望ある未来となるように突き進んでいきたいと思います。
皆様にとって明るい飛躍の年となりますことをお祈り申し上げます。