特集記事

『誰もが誇りを持ち安心して働ける職場環境を』 /建設業労働災害防止協会長崎県支部・谷村隆三支部長

2022年01月04日(火)

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人物

 

 新年のご挨拶を申し上げます。
 建設業労働災害防止協会は、「人命尊重」という崇高な理念を掲げ、長年にわたり業界の自主的な労災防止活動を進めてきました。その結果、長期的には建設業の労働災害・死亡災害を大きく減らすことができました。しかしながら、いまもって多くの事故が発生しているのは残念です。

 一昨年からのコロナウイルス感染防止策により安全衛生の講習・研修などの活動が中止や制約されてしまいました。主に密集や参加移動による感染の危険性を避けるためですが、対策を講じながら協会活動を進めていきます。

 今建設業はコロナウイルス拡大防止を行いつつ、公共インフラ整備、雇用と経済の底支えという役割が求められています。合わせて、激甚化する自然災害からの復旧・復興工事、国土強靭化に向けた継続的なインフラ整備を進める上で、労働災害防止活動は重要な役割を担っています。

 建設業が我が国の基幹産業として、今後とも健全な発展を続けていくために、業界並びに各企業の安全衛生水準を高め、誰もが誇りを持って安心して働くことができる職場環境を整えなければなりません。

 このため、当協会の労働災害防止活動に大きな期待が寄せられています。当協会に与えられた使命を深く認識し、本部・支部・分会及び全ての会員の方々が一丸となって、今後とも建設業における労働災害の防止に努力したいと考えています。
 皆様のご協力をお願いし、新たな年のご活躍をお祈りします。「ご安全に!」


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