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『技術者の育成を通じ、建設業界そして社会に貢献』/総合資格学院長崎校学校長 深堀亮

2022年01月04日(火)

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人物

深堀亮学校長

 新年あけましておめでとうございます。

 皆様におかれましては健やかに新年をお迎えになられましたこととお慶び申し上げます。

 平素より総合資格学院に対しまして格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

 ここ数年、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、私たちを取り巻く環境は大きく変化いたしました。建設業界の従来からの課題である「働き方改革」に関しましては、テレワークの普及をはじめとしたICT化によって大きく進展することとなりましたが、依然として「技術者不足」の問題が解消されるまでには至っておりません。この「技術者不足」の問題解消に向け、建築士試験においては、建築士法を改正、受験資格を緩和することで受験者を増やし、施工管理技術検定においては、建設業法改正をもって技士補を新設する等、官民を挙げた積極的な取り組みがおこなわれております。

 一方、技術者自身へは実務的な能力は当然として、倫理面における高い資質の向上が求められております。これは社会全体から建設業界に対し、今まで以上の信頼性を求める声が高まっているからに他なりません。私ども総合資格学院におきましては、資格指導校としての技術者育成の役割を担う上で、受験者の増加に伴いその責任が増してゆくものと存じます。


 この度合格発表を迎えました令和3年度1級建築士設計製図試験の実績といたしましては、長崎県合格者数18名のうち11名が当学院受講生(合格者占有率61・1%)、学科・製図試験ストレート合格者数6名のうち5名が当学院受講生(ストレート合格者占有率83・3%)を占めるといった、圧倒的な実績を出すことができました。長崎県に教室を開校して7年になりますが、開校以来連続して長崎県合格実績№1を達成することが出来ております。これも創業以来守り続けております、受講生一人ひとりの目線に立った「真の個別指導」の成果であると自負いたしております。


 私ども総合資格学院では「日本で最も多くの1級建築士試験合格者を輩出し続ける教育機関として、№1の教育プログラムと合格システムを常に進化させ、ハイレベルなスキルと高い倫理観を持つ技術者の育成を通じ、建設業界そして社会に貢献する」という理念を掲げております。当学院のこれまでの実績に甘んじることなく「今こそ出発点」の意志を持ち、常に改善を心掛け、長崎県建設業界の発展に尽力して参る所存でございます。末筆ではございますが、本年が皆様にとりまして実り多い一年となりますようお祈り申し上げ、新年の挨拶とさせていただきます。
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