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高校生が見た建設現場―高校写真部建設現場撮影会より―

2022年01月04日(火)

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【次の世代からのメッセージ】


 高校写真部の撮影会を建設現場で―。長崎県初の試みが昨年11月に3カ所の現場で行われた。噂の土木応援チーム〝デミーとマツ〟のデミー(出水享長崎大学職員)が、国土交通省長崎河川国道事務所の協力を得て実現したもの。


 11月1日に、国道57号森山拡幅の「長崎57号赤崎高架橋床版工(AP3―P5)外工事」(施工・㈱上滝)で、県立諫早高等学校と大村高等学校の写真部の生徒計22人が参加して1回目の撮影会を実施。


 11月13日には、「本明川ダム工事用道路古場地区改良3期工事」(施工・㈱堀内組)と「本明川ダム付替市道落線改良工事」(施工・吉川建設㈱)の2現場を、諫早高等学校と長崎東高等学校の写真部計7人が撮影した。


 これまで建設とのかかわりがほとんどなかった普通科の高校生は、建設現場で何を感じ、シャッターを切ったのか。撮影した写真とともに紹介する。掲載紙面はこちら


【撮影者コメント】

  • 大村高校2年 松尾彩加さん

 職人さんが身に付けている道具を見て、大切にし、使い慣れていることが良く分かったので、あえて表情ではなく道具を切り取って撮影しました。


  • 大村高校1年 早川美澪さん

 湾曲の面白さに目を惹かれました。普段、道路を造る過程を見る機会は無いので、自分が撮ることで、他の人にも現場の凄さが伝わればいいなと思います。


  • 大村高校2年 出口遥さん

 初めて見る職人さんの技に驚きシャッターを切りました。建設現場に行ったことが無い人にも、その迫力を少しでも感じてほしいです。


  • 大村高校2年 金井美羽さん

 普段入ることができない工事現場での撮影で、働く方々のいきいきとした表情を、新鮮な気持ちで撮ることができました。


  • 諫早高校2年 山本志歩さん

 建設工事は、チームで力を合わせて作り上げているんだと実感しました。それを、朝礼の安全確認の様子で伝えたいです。


  • 諫早高校2年 堀之内優香さん

 ものすごく重いはずなのに、爽やかに笑っている姿がかっこいいなと思いました。できるだけいっぱいに写したかったので、縦構図にしました。


※掲載写真は、諫早高校と大村高校の写真部が撮影した作品から選定しています。

撮影会は昨年末にも再度開かれました。これらの撮影会での写真は、2月に諫早駅の再開発ビルiisaで展示予定です。




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