地域貢献

県造協県北支部が初のさくら植栽ボランティア/西海橋公園へソメイヨシノ植樹

2022年03月05日(土)

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県北支部の浦支部長

植樹の様子

植樹後、さくらの前で記念撮影

 長崎県造園建設業協会県北支部(浦勝次支部長、㈱西肥緑化土木)は2月25日、県北支部で初となる『さくら植栽ボランティア』を実施。同支部の7社15人が、県内有数の桜の名所である県立西海橋公園にソメイヨシノ7本を植樹し、賑わいと憩いの場を提供した。


 県造園建設業協会では、2019年に竣工した諫早湾干拓堤防道路ヒガンバナ植栽ボランティアに続き、県南・県央支部が女神大橋や県立総合運動公園で活動の輪を広げており、県北支部においても県北振興局と協議を重ね今回の実施に至った。西海橋(国重要文化財)と新西海橋、うず潮などが一望できる公園内の「西海の丘」(西海市西彼町側)に植樹。同エリアの西側園路にソメイヨシノ7本を植え、展望台の利用者やウォーキング客の憩いの場を創造した。


 冒頭、浦支部長は「このさくら植栽ボランティアは昨年から検討していたが、コロナ禍の煽りを受け残念ながら中止となった。今回を皮切りにこの活動を継続し、本日は7本だがその年で本数も調整しながら公園の魅力向上に努めていきたい」と挨拶した。また、応援に駆け付けた県北振興局道路維持第一課の谷口由香係長が活動に感謝を述べた後、「この西海の丘は公園内で最後に整備され、毎年賑わいを見せる佐世保市側と比べて植栽が少ない状況。今回の植栽大変嬉しく思います。また、佐世保市側のさくらも老木が多く入れ替えの時期も近くなっており、皆さんとご相談しながら取り組んでいきたい」と話した。

 その後会員らは、園路脇の法面に5㍍間隔でさくらを植樹。約3・5㍍、樹齢10年のソメイヨシノに乾燥による蒸散や日焼けを防ぐ幹巻きなどを施し、約2時間かけて丁寧に植えた。


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