地域貢献

日造協・県造協がヒガンバナ植栽 /9月の開花願い県内2カ所で活動 /40人が約2万1000球植える

2022年07月26日(火)

地域貢献

地域貢献

女神大橋を望む場所へ植栽

除草の様子

県立総合運動公園(県央)の会員ら

植栽の様子

 (一社)日本造園建設業協会長崎県支部(松田域明支部長、㈱松田久花園)ならびに(一社)長崎県造園建設業協会(渡邊道明会長、㈱兄弟緑地)は22日、今年で3回目となる県南・県央地区のヒガンバナ植栽ボランティアを実施した。両協会の県南・県央支部からは会員18社、約40人が参集。9月の開花を願い合計約2万1000球を植栽した。


 両会は、11年間に渡り諫早湾干拓堤防道路に約33万球のヒガンバナを植栽。その継続事業として2020年から、ながさき女神大橋道路駐車場(県南)と県立総合運動公園(県央)で同ボランティア活動を展開している。また、今年2月からは県北地区においてもサクラ植栽を開始した。


 ながさき女神大橋道路駐車場においては、松田支部長と渡邊会長ら20人が集まるとともに、県長崎振興局道路維持課の道路環境班も応援に駆け付けた。参加者は、駐車場内の法面約800平方㍍と公衆トイレ周辺を除草した上で、1万3000球を植栽した。一方、県立運動公園では会員8社、18人が活動。トランスコスモススタジアム長崎の裏手にある花園付近、ジョギングコース沿い約60㍍に7800球を植えた。


 本紙取材に応じた県造協の渡邊会長は、「この活動を通して、地域観光資源の整備と長崎の魅力ある景観の維持に努めていきたい。また、県内会員企業の活用を呼び掛けるとともに、予算確保や受注拡大など、造園建設業の発展に繋げていく」と、継続的な活動に対し意欲を語った。


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