【寄稿】夢に向かって！！悔いのない人生を生きる(第3回／全5回)　

　モスクワから鉄道で、チェコ、ポーランドを経由して1670㌔の汽車の旅。ヨーロッパの中心、ウィーンを目指す。ウィーンを拠点に英国、仏国、オランダ、ドイツ、スイス等を回る。横浜を出て、1週間でウィーンに到着した。
　当時、斜陽の国と言われたイギリスは、やはり活気が無く、やたらと暗い印象だが、大英博物館、バッキンガム宮殿を回ると、流石に大英帝国の面影も。
　フランスではパリ市内に滞在し、エッフェル塔、凱旋門に登り、ルーブル美術館ではモナリザを間近で鑑賞。思ったより小さい。
　汽車でローマへ。中学校の教科書で見たロダンの「考える人」、ミケランジェロが描いた天井絵、コロッセオなど世界的な遺産は歴史そのものであった。
　スイスでは水と空気のきれいさに感動。広さは九州くらいの大きさではあるが、国全体が国立公園みたいな国家。登山電車でユングフラウヨッホに登る。標高3,446㍍。流石に空気が薄い。