地域貢献

諫早市内の小・中学校に寄贈 /「祝 卒業おめでとう!」のメッセージとともにYS会が切花と花プランターを届ける

2023年03月17日(金)

地域貢献

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地域の子ども達を応援するYS会

カーネーションを手渡す波江会長(左)

 八江農芸㈱ならびに八江グリーンポート㈱などのグループ社員で構成する社員互助会「YS会」(波江達也会長)は13日、諫早市内15の中学校の卒業式を前に、卒業生約1250人の新たな門出を応援しようと切花と花プランターを寄贈した。


 これは、コロナ禍においても前向きに進む地域の子ども達へ何かできないかと同会が計画したもの。2021年から実施しており、今年で3回目を数える。今回は、市立中学校14校と県立高校付属中学校1校に対し、県内産カーネーションの切花(約1250人分)と、ペチュニアやパンジーなど3種を植えた花プランター(1校×5個)を用意。花プランターには、「祝 卒業おめでとう!」のメッセージを貼り、翌14日に卒業式を控える各学校へ配達した。


 このうち、市立明峰中学校にはYS会の波江会長が訪れ、生徒の卒業と健やかな成長を願って教職員へ手渡した。色鮮やかなカーネーションと花プランターを受け取った職員は、「いつもありがとうございます。本当に綺麗で、毎年式場が華やかになり、生徒と保護者の皆さんにも喜んでいただいています」と活動に感謝した。


 本紙取材に応じた八江グリーンポート㈱の八江一弘代表取締役は、「社員の案から活動が始まり、コロナ禍で大変な中、3年間続けてこられた事に感謝したい。日常が戻りつつある中で、今後はコロナ関係なく、綺麗な花を見て嬉しい・感謝する心を子ども達へ伝えていく活動にしたい」と述べ、「皆さんが無事に卒業を迎えることは地域にとっても大変喜ばしいこと。たくさんの人々が祝福していることを感じて元気に育ってほしい」と話した。


 同会は15日にも、16日に卒業式を迎えた市内の小学校28校にも切花とプランターを贈り、6年生約1270人の卒業を祝った。


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