地域貢献

諫早市造園建設業協会が市民約500人へ諫早ショウブ株分け会開催 /諫早市が協力、大久保市長が活動に感謝

2023年07月11日(火)

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八江会長

株分け作業の様子

株分け会の様子(提供:諫早市)

 諫早市造園建設業協会(八江一弘会長、八江グリーンポート㈱)は5日、市民に向けた諫早ショウブ株分け会を開催した。諫早市がホームページやLINE等で周知に協力。当日は、雨天にもかかわらず市役所前の芝生広場に市民約500人が来場し、八江会長ならびに大久保潔重市長から諫早ショウブを受け取った。


 この活動は、「諫早」を冠した植物の種の保存と増殖を目的にしたもので、諫早市造園建設業協会が2013年から開始。市民に向けての株分け会は、昨年に続いて2回目となる。会では大久保市長が同協会の活動に謝意を示し、諫早ショウブを絶やさないよう市民へ育成の協力を呼び掛けた。


 なお、前日の4日には、協会が諫早ショウブの株分け作業を実施した。諫早ショウブは、諫早市立諫早小学校の学校田の一画(約200平方㍍)で育てており、作業には会員約20人と市職員が参集。八江会長が協力に感謝するとともに、引き続き活動を継続していく考えを示した。


 作業はまず、人の背丈まで成長した葉を刈り取り、株を傷つけないよう土ごと掘り起こした。次に、手作業で株を分け丁寧に土を洗い流した上で、市内に諫早ショウブが広まることを願いながら約500人分(2500株)を袋に詰めた。


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