地域貢献

県造協と日造協県支部がヒガンバナ植栽 /渡邊会長「観光に適した公園づくり目指す」 /県南・県央の観光スポットに約3万球

2023年07月25日(火)

地域貢献

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植栽の様子

女神大橋を背に記念撮影

県立総合運動公園にも植栽

 (一社)長崎県造園建設業協会(渡邊道明会長)ならびに(一社)日本造園建設業協会長崎県支部(松田英明支部長)は21日、ながさき女神大橋道路駐車場と県立総合運動公園にヒガンバナの球根約3万球を植栽した。今年で4回目の活動となる。


 女神大橋を望む道路駐車場には、渡邊会長をはじめとする県造園建設業協会県南支部の会員約25人が参集。そこに、長崎振興局道路維持課が応援に駆け付け、駐車場内公衆トイレ周辺にヒガンバナの球根約2万球を植栽した。また、観光客や市民が利用する歩道周辺を除草。生い茂った雑草を刈り取り、公園の景観美化に努めた。


 一方、県立総合運動公園では県央支部の会員が活動。トランスコスモススタジアム長崎を周回するジョギングコースに沿って球根約1万球を植栽した。本紙取材に応じた渡邊会長は、「観光に適した公園づくりを目指して活動を継続するとともに、会員企業の活用を呼び掛け造園建設業のさらなる発展に繋げていきたい」と話す。


 活動を共にした長崎振興局道路維持課の馬渡真奈美係長は、「夏休みやお盆休みなどでこれから県内を訪れる人が多くなるのを前に、長崎の観光スポットを綺麗にしていただいて大変嬉しく思う。ヒガンバナの開花も楽しみにしている」と感謝の言葉を述べた。


 両協会は、2019年度に諫早湾干拓堤防道路のヒガンバナ植栽ボランティアを完遂。継続事業として翌20年度から、ながさき女神大橋道路駐車場(県南支部)と県立総合運動公園(県央支部)に分かれて同ボランティア活動を展開した。なお、21年度からは県北支部が、サクラの名所である県立西海橋公園にサクラ植栽ボランティアを実施している。


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