地域貢献

(一社)長崎県交通安全施設業協会がボランティア施工 /県内3回目の島原市内10路線 /古川市長が深い敬意と謝意表す

2023年08月01日(火)

地域貢献

地域貢献

大門会長挨拶

ボランティア施工の様子

出発前に記念撮影

 (一社)長崎県交通安全施設業協会(大門雅一会長)は7月26日、地域貢献活動の一環として島原市内の通学路等10路線を対象にボランティア施工を実施した。協会の活動に対し古川隆三郎島原市長は、「貴重なものを無償で施工していただけることに心より厚く御礼申し上げます」と敬意と謝意を表した。


 同協会のボランティア施工は今回で3回目。子ども達の安全を守るために2020年度から実施しており、これまで諫早市・佐世保市と連携して安心安全な道路環境づくりに取り組んできた。26日の早朝、島原市役所に隣接する大手広場には協会役員とともに、市長をはじめ建設部職員ら約80人が参集し出発式を執り行った。協会を代表して挨拶に立った大門会長は、市の事前協議ならびに出発式開催に深く謝意を示した上で、「我々が施工する道路区画線で快適な道路環境を目指し、これからも市民の皆様が安心安全に通行できる道路をつくっていきたい」と活動に対する思いを語った。


 協会の出発を前に古川市長は、活動に敬意を表すとともに「区画線という言葉は普段聞きなれないかもしれないが、通学時の横断歩道や運転時の停止線など、我々は日常の中でその存在を視覚的に覚え、便利なもの・重要なものと認識している。市においても通学路や交通量が多い路線から優先的に維持管理している中で、そのような貴重なものを無償で施工していただけることに心より厚く御礼申し上げます」と述べ、職員らと会員5社・約30人の安全を願って見送った。


 今回の施工箇所については、事前に市と協議した上で、地域住民の要望や通学路の状況から10路線を選定した。このうち、広馬場湊新地線は金融機関や公園、鉄道踏切および国道との交差点が在り、普段から通行・交通量が多い路線。会員は、劣化・消耗した道路外側線と踏切停止線を施工し、安全安心な道路環境を整えた。


 このほか9路線においても各会員企業が同様に施工。今回のボランティア施工では、全体で区画線約2500㍍、カラー舗装(グリーンベルト)約500㍍の区間を整備した。


島原市のボランティア施工を担った会員(順不同)

  • ㈲西九州ライン
  • ㈱エナミ道路標識
  • 長星安全産業㈱
  • ㈱西日本ライナー
  • ㈲ラインサービス

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