地域貢献

雲仙市災害連絡協議会が地域貢献 /「くにみの日」で重機操作体験会 /4年ぶりのイベント盛り上げる

2023年09月26日(火)

地域貢献

その他

バックホウの操作体験

親子に大人気の高所作業車

 雲仙市災害連絡協議会(宅島寿孝会長、宅島建設㈱)は23日、雲仙市国見町多比良港埋め立て地で開催された地域イベント『くにみの日』の一画で重機操作体験会を実施。会員33社・70人が集まり来場者へ建設業の魅力を伝えるとともに、4年ぶりの開催となるイベントを盛り上げた。


 体験会には、バックホウ4台と高所作業車1台を配置したほか、ヨーヨー釣りやお菓子掴み取りなども出店、多くの地元住民や県内外から来場した親子で賑わいを見せた。このうち、バックホウの操作体験には主に子ども達が参加。会員技術者とともに、小さな手でレバーを操作し旋回や前後移動、掘削などを行い見学する保護者へ誇らしげな顔を見せた。一方、高所作業車には保護者も興味津々の様子で参加。子どもと一緒に乗車し、約5㍍の高さから大きく手を振って歓声をあげた。


 熊本県長洲町から有明フェリーで来たという親子は本紙取材に対し、「向こうではこういう機会があまりないので、子どもにも良い経験になると思い一緒に楽しみました」と話した。また、地元雲仙市の中学生は「建設業に就こうと思っていて友達と一緒に体験しました。島原工業高校の建築技術科を目指しています。実際にバックホウに乗ってみて、想像していたより難しかったが良い体験が出来ました」と、将来を見据えての参加と話してくれた。


 雲仙市災害連絡協議会は、くにみの日に通算16回目の参加。長田正光副会長(ナガタ工業㈱)は、「我々の仕事は地域の皆様の協力で成り立っており、このような機会に少しでも恩返し出来たらと思っている。子ども達に建設業の魅力を伝え、将来の選択肢の一つとなれば嬉しく思う」とコメントした。


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