優秀賞「暮らしをよりよくするために」 ／大村工業高等学校建設工業科3年・松田麻央さん

道路・公園整備を通じて街を明るくしたい

土木は橋や道路など、みんなが使うものを整備する仕事。そういった規模が大きいものをつくりたくて建設工業科に入学しました。毎日、佐世保市小佐々町から１時間以上かけて通学しています。作文には、学んできたことを活かして日本を支えたいという気持ちを綴ったので、評価されて嬉しいです。

　小佐々町には、日本本土最西端の地・神崎鼻公園があり、最西端モニュメントから見る海は絶景で、大好きな景色です。ただ、公園までの道のりが分かりづらいので、道路整備を行ってたくさんの人に来てもらい、地元を活性化したいです。進路は佐世保市役所を希望しています。近年、公園遊具の老朽化などから、子どもが遊ぶ場所が少なくなっていると感じています。公園整備に携わって遊具を復活させ子ども達に喜んでもらい、子ども達の楽しそうな姿や笑い声で街を明るくしていきたいです。

　インターンシップを通して、ドローン活用など、土木技術の発展を間近で見ることができました。「キツイ・汚い・危険」という仕事が減ってきているので、もっとたくさんの人に知ってもらいたいです。