地域貢献

県造協県北支部が植栽ボランティア /西海橋公園にソメイヨシノ10本 /3回目の活動に10社・23人が参集

2024年03月12日(火)

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園路に沿ってソメイヨシノを植栽

植栽後に記念撮影

 (一社)長崎県造園建設業協会県北支部(山本一太支部長)は6日、今年で3回目となるサクラ植栽ボランティアを実施した。支部会員10社・23人が県北地区の緑化事業に貢献しようと県立西海橋公園の西海の丘エリアにソメイヨシノ10本を植栽。会員増に伴って年々植樹する数を増やしていき、同エリアに植えたサクラは26本となった。


 作業前、挨拶に立った山本支部長は「協会では会員数を32社に増やし、県南支部と県央支部が実施するヒガンバナ植栽も盛り上っている。県内では緑化事業が少ない状況だが、景観向上のほか交通安全機能や自然災害防止などの効果を発揮するものとしてPRすべく、引き続き活動していきたい」と緑化事業推進に意欲を示した。


 続けて、長崎県県北振興局建設部道路建設第二課の山田正史課長が植栽ボランティアに深く謝意を示した上で、「サクラの名所となっているこの公園では老木や枯れ木の問題もあり、今後、更新等も考えなければならない。一方で、緑化事業について県の方針は維持管理にシフトしており、道路植栽や街路樹についても剪定等の管理を計画的に行っている状況。そのような中であるが、引き続き造園工事の発注機会や予算確保に努めていきたい」と話した。


 その後、会員らは西海の丘エリア西側の園路にサクラを植栽。約2時間、昨年植栽したサクラの延伸に5㍍間隔で植え、丁寧に幹巻きや支柱を施した。


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