地域貢献

県電気工事業工業組合青年部協議会/児童養護施設でLED工作教室/児童・青年部ともに夏の思い出に

2024年08月10日(土)

地域貢献

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参加した青年部協議会メンバー

メンバーが作り方を丁寧に指導

 長崎県電気工事業工業組合青年部協議会(松田大輔部会長・㈱新光電気)は5日、大村市内の児童養護施設で『LED工作教室』を開いた。松田部会長はじめ青年部協議会のメンバー10人が参加し、施設の小中学生17人に対して、電気についての講話とLEDランプづくりを行った。


 この取り組みは、8月の電気使用月間のイベントとして子どもたちを対象に実施してきたもので、昨年から児童養護施設の児童に対する対面開催を行っている。当日はまず、松田部会長が、プロジェクターを使って、電気をつくる方法や安全な電気の使用方法など電気全般について話をした上で、LEDの仕組みや特徴、発光の原理などを、図や写真を多用して分かり易く説明。


 次に、協議会副部会長の溝口泰誠(大村支部・中央電気防災㈱)が、プロジェクターの画像を交えながら市販のLEDランプキットの作り方を順を追って伝えるとともに、青年部メンバーが、各テーブルを回って丁寧に作り方を指導した。児童らは、カラーのセロハンに思い思いの絵を描いてハサミで切り、組み立てたランプに貼るなどして個性豊かな作品を作り上げた。


 工作を終えた児童の代表から「電気の大切さや危険さ、LEDのことなどについて教えて下さりありがとうございました。オリジナルのランプづくりはとても楽しかったです」との言葉を送られると、松田会長は「少しでも皆さんの夏休みの良い思い出になればと思って開催しましたが、私自身が夏の楽しいひと時を過ごすことができました」と、逆に児童らに感謝した。


 施設の責任者は本紙の取材に対し「今回は貴重な機会をいただき感謝している。ランプづくりでは児童らが真剣に取り組む姿を見ることができて良かった」とコメント。青年部協議会では、来年度以降も県内の児童養護施設を対象に同様の取り組みを進めていきたい考えだ。 


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