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【連載コラム】海辺の街から ~第13回:デジタル化とDXの関係とは?④~

2025年03月28日(金)

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海辺の街から

松岡いずみ氏

 日本は島国で、黒船という「外圧」により開国せざるを得ず変革を余儀なくされた歴史があります。それまでは穏やかに緩やかに時間が流れていたと思います。


 そして、現代。企業活動も「ディスラプター(破壊者)」が業界を破壊しています。デジタルを前提とした新規参入者が国内ではなく国外からどんどん参入しているのです。すでに多くの業界で浸透しています。破壊者は、新たな価値を提供してくれる既存事業の塗り替え者であり、資本主義経済の中では悪者ではありません。


 では日本企業はどのようにDXを進めていけばいいのか。トップダウンがいいのかボトムアップがいいのか。IT経営推進者を誰にするか。彼らにどのようなインセンティブを与えるか。そもそも自社内にいるのか、調達するのか…どう進めていくかはそれぞれの企業によります。


 「面倒くさい」と思いましたか?目の前の業務もたくさんあるのに新しいことを始めるって、しかも企業内変革だなんて「は~」とため息が出そうになります…か?
 そこです。その意識変革です。やらなくてもいいのです。このまま、自分の会社は後数年で廃業予定、という場合は、ですね。でもまだこれから、という企業、2代目、3代目と続けていく企業は取り組まざるを得ないのです。 



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