2025年度長崎県振興局長表彰 /優秀工事・優秀下請業者/優秀若手建設技術者
2025年10月10日(金)
特集記事
表彰
優秀工事、優秀下請業者、優秀若手建設技術者の2025年度の各振興局長表彰式が、9月3日の島原振興局を皮切りに、9月19日にかけて全7振興局で行われた。本年度は、優秀工事で計36件、下請で9者、若手で7人が受賞。各振興局長から受賞者一人一人に表彰状が手渡された。優秀工事の現場技術者と若手技術者には記念のバッジも贈られた(特集紙面は下記PDFで掲載)。
優秀工事36件、下請9者、若手7人が受賞
優秀工事は、県が発注した前年度完成の建設工事のうち、工事成績評定点が80点以上で、施工・品質・安全管理や地域連携、高度な技術力の発揮、環境配慮、国や県の政策的施策への貢献などの項目で他の模範となると認められたものが対象(対象年度等に、他工事で65点未満の評定を受けたり、法令違反・重大事故があった業者は対象外)。表彰は知事表彰と機関長(振興局長など)表彰に分けて行われ、工事の主任(監理)技術者も優秀現場技術者として表彰する。
下請表彰は、優秀工事の知事表彰に貢献した一次下請業者の中から行う。対象は県内に本店がある業者で、下請工事代金が土木系で2500万円以上(機械・電気設備系は1500万円以上)の工事に限る(評定点65点未満や法令違反、事故等がある場合は対象外)。
優秀若手建設技術者は、これからの県内建設産業を担う優秀な人材の円滑な育成を目指して表彰するもの。工事完成年度の学年年齢が35歳未満で、工事成績評定80点以上の工事に従事した県内業者所属の技術者が対象となる(知事表彰や機関長表彰との重複受賞は不可)。
9月3日に行われた島原振興局長の表彰式では、優秀工事5件、下請業者2者、若手技術者2人に吉田稔局長が表彰状を手渡し、星野建設㈱の星野秀治常務取締役が受賞者を代表してお礼を述べた。長崎振興局の表彰式は、(一社)長崎県建設業協会長崎支部の川島邦元支部長を来賓に迎えて8日に開かれ、有吉佳代子局長が優秀工事7件・下請業者3者・若手技術者4人に表彰状を授与。㈱進成の渡邊憲一代表取締役が受賞者を代表して謝辞を述べた。
11日の対馬振興局長表彰式では、佐古竜二局長が優秀工事を施工した4社の代表者と技術者を祝い、㈱昭大建設の糸瀬三代喜代表取締役が受賞者を代表してあいさつ。五島振興局では18日に表彰式を行い、入口健治局長が優秀工事5件、下請業者1者に表彰状を手渡した。受賞者代表の謝辞は㈱今村組の今村音博代表取締役が担当した。18日には、壱岐振興局(宮本浩次郎局長)も表彰式を行い、優秀工事2件を表彰。受賞した立山建設㈱の立山浩一代表取締役と㈱宮坂組の宮坂満治代表取締役が、それぞれあいさつした。
19日には、県央振興局と県北振興局で表彰式が行われた。県央振興局で受賞したのは優秀工事6件、下請業者1者、若手技術者1人で、来賓として出席した(一社)長崎県建設業協会の中嶋一也諫早支部長と相田正彦大村支部長が見守る中、大塚英樹局長から表彰状が手渡された。受賞者代表のあいさつは伸栄建設㈱の高尾満晴代表取締役が行った。県北振興局(大瀬良潤局長)では、優秀工事7件と下請業者2者を表彰。㈱興南商工の南昌幸代表取締役が受賞者を代表して謝辞を述べた。